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AIへの指示文は「応対メモ」の5項目で足りる|平日1時間の会社員が使い回せるテンプレ

この記事を書いた理由このサイトを作るときにClaudeへ何度も依頼して、うまくいった頼み方には共通の形があると気づいたから

AIへの指示文を5項目のテンプレにする記事の図解。チェックリストと、電話応対しながらメモを取るれいら

AIに何かを頼むたびに、毎回ゼロから文章を考えていると、それだけで平日の1時間の半分が消えます。プロンプトの書き方を紹介する記事は多いのですが、自分にはどれも少し凝りすぎに見えました。

このサイトを作る間、Claudeには何十回も依頼を出しました。あとから見返すと、うまくいった頼み方には同じ形がありました。それが、コールセンターで毎日書いている応対メモとほぼ同じ構造だった、というのが今回の話です。

体験と考察

ここに書くテンプレは、私がこのサイトを作ったときの依頼を振り返ってまとめたものです。テンプレとして固定して使うのは、これから試すところです。

応対メモに書いていること

問い合わせの電話を受けたあと、記録に残すことはだいたい決まっています。例えば、カタログの商品について問い合わせがあった場面を考えると、次のような項目です。

応対メモの欄書くこと
お客さんの状況どの商品を、どういう目的で見ているか
用件何を知りたいのか、一文で
案内したことどこまで答えたか
注意したこと言ってはいけないこと、確認が必要なこと
次の対応折り返しが必要か、何を待っているか

この型が便利なのは、誰が読んでも同じように状況が分かることです。AIへの指示も、相手(AI)が自分の状況を知らない、という点では同じです。

AIへの指示文を5項目にする

  1. 誰として書いてほしいか例:会社員向けの副業メディアの編集者として。立場が決まると、言葉づかいがぶれにくくなります。
  2. 誰のためのものか例:手取り30万円・平日1時間しかない会社員。読み手の時間とお金を書いておくと、答えが現実的になります。
  3. 何をしてほしいか(一文で)例:この記事の見出しを5つ考えて。一文に収まらない依頼は、2回に分けます。
  4. どこまでやってほしいか例:まず案を出すだけ。本文はまだ書かないで。ここを書かないと、頼んでいないところまで進みます。
  5. 何を避けてほしいか例:大げさな表現、架空の体験談、根拠のない数字。応対メモの「注意したこと」にあたる欄です。

5つのうち、自分が一番大事だと考えているのは4つ目の「どこまで」です。サイトを作っていたとき、「まず調査とアドバイスがほしい」「まず画面のイメージを見たい」と最初の一歩を指定した依頼は、ずれずに進みました。逆に、ここを書かずに大きく頼むと、方向が違うまま作業が進んでしまい、戻すのに時間がかかりました。

コピーして使えるテンプレ

【立場】〇〇として
【読み手】〇〇(使える時間・予算・悩み)
【頼みたいこと】〇〇してほしい
【今回の範囲】まず〇〇だけ。〇〇はまだしないで
【避けてほしいこと】〇〇/〇〇
足りない情報があれば、作業の前に質問してください

最後の1行は、応対メモの「次の対応」の代わりです。分からないまま埋められるより、聞き返してもらったほうが早く終わります。

実際に書くと、こうなる

例えば、この記事の見出しを考えてもらうなら、「立場:会社員向け副業メディアの編集者」「読み手:平日1時間しかない会社員」「頼みたいこと:AIへの指示文テンプレの記事の見出しを5つ」「範囲:見出しだけ、本文はまだ」「避けること:『誰でも簡単』のような言い方」と埋めます。5つの欄を埋めるのにかかるのは2〜3分です。最初の答えがずれても、どの欄を足せばいいかが分かるので、やり直しも1回で済むことが多いと見ています。

テンプレで解決しないこと

調べる前は、テンプレさえあれば文章の質も上がると考えていました。実際には、テンプレが整えてくれるのは「依頼の伝わり方」までです。返ってきた文章に、自分の体験や判断を足すのは、やはり自分の仕事です。もう1つ、事実の確認もテンプレでは解決しません。AIの答えに出てくる数字や制度は、元のページで確かめる必要があります。

正直、5項目でどこまで足りるのかは、まだ判断できていません。これから記事を書くときにこのテンプレを固定して使い、手直しの量が減ったかどうかを記録してみます。

今日できる一歩としては、最近AIに頼んだ依頼を1つ選んで、5つの欄のどれが抜けていたかを見てみることです。自分もまず、このサイトで一番やり直しが多かった依頼から見返します。

よくある質問

Q. プロンプトの書き方を勉強しないといけませんか?
最初は必要ないと考えています。毎回同じ欄を埋めるテンプレを1つ持っておけば、平日の短い時間でも十分に使えます。うまくいかなかったときだけ、どの欄が足りなかったかを見直します。
Q. テンプレはChatGPTでもClaudeでも使えますか?
使えます。どのAIでも、前提と目的がはっきりしている依頼のほうが、返ってくる答えがずれにくいからです。

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